前回の投稿のつづき。フイエマウンテンコーヒー経営、ガコ農園を視察後にそのまま同社がもつウェットミル、ドライミルを見学する。
Wet mill(ウェットミル)
ウェットミルは水洗式精製、ドライミルは乾燥工程と思われる方が多い。
正しくは
ウェットミル=収穫から乾燥
ドライミル=豆脱殻から輸出
までをさすようだ。あまりコーヒー店の店頭で話されるテーマではないので自身もよくうろ覚えである。産地、ウェットミル、ドライミルが全て近いと理想的で、ガコ農園はこれにあたる。
乾燥前のコーヒーチェリーから種子である生豆を取り出す。コロンビアの農業機械メーカー、PENAGOS社の機械をこちらでは利用。動画上には豆を投入する大きな井戸のような槽に収穫後のコーヒーを移す。それを落とすとこの機械に充填され作業が行われる。こちらのマシンは果肉を剥くパルパーと呼ばれる機械であるが、豆の比重差による異物除去、熟度による豆選別、そしてミューシレージリムーバーを備えている。ミューシレジとよばれる種子についたヌメヌメを残したHoneyと呼ばれる状態をつくるもので、ヌメヌメの残し具合も調整可能。ミューシレジとは、柿の種の周りにあるあのヌメヌメをイメージしてもらえたと思う。
機械で取り出された種子はその先の発酵槽にためられる。水洗式(washed)とよばれる工程に使用される豆はさらに下にある水路に落とされる。豆の重さを利用し未熟豆や異物を除く選別が行われる。何度も人の手で水路の豆を戻したり送ったりしながら洗われる。

水洗式処理後の豆から欠点豆や異物等を除く様子
非水洗式処理後の豆からも同様に除く様子
収穫後そのまま果肉ごと乾燥させる非水洗式(natural)といった状態や、ハニープロセス、水洗式全てで豆を乾燥させる。
精選処理工程はまた当サイト別ページで詳しく紹介したい。。。汗
Dry mill(ドライミル)
乾燥処理が行われたそれぞれのプロセスの豆たちは脱殻とよばれる工程により消費国等に運ばれる状態の豆に仕上げれれる。
脱殻後倉庫にまとめられる。比重選別や光学機器を使用したりして豆を可能なかぎり均一状態のものでそろえる。適正な水分値にまで商品を乾燥させたら梱包・輸出される。


輸出される前に、出来上がった全ての商品にカッピングと言われる風味チェックが行われる。製造工程がメモされ次に作るものの参考にされたりする。カッピングを通して消費国側の基準値に達したものは生豆が梱包され、その他の豆は国内で消費されることが多い。
原料を正確に測るためのサンプル焙煎はとても難しく、その先のカッピングも同様に難しい。フイエマウンテンコーヒーではDavid氏の妹さんであるRachel氏がクオリティコントロールを担当している。
美味しい一杯ができるまで多くの方々が関わっていたことに今回も感謝を感じたm(__)m
皆で散歩

フイエマウンテンコーヒーの一連の仕事を見学した後、団体一同はKing's Palace Museumとよばれるブタレの地に存在した再現王宮の博物館を見学。15世紀から1962年までの王国崩壊まで続いたニャンザの王宮生活様式。当時の伝統的な藁葺き屋根で王の生活様子を学んだ←写真がない…

寝室とミルクやお酒など食料品に使われた甕
館内には多くの牛が飼われている。イニャンボ牛と呼ばれる立派な角をもつ牛は当時も行事ごとなどで大切に育てられたとのこと。

ルワンダの王たちは当時住まいを転々と移動することが一般であったが1899年に当時のムシンガ国王が植民地支配の圧から防ぐためにこの地に定住した。1931年ベルギーの支配下になった王国はムシンガ王のキリスト改宗拒否により王が息子のルダヒクワに代わる。1959年に謎の死でルダヒクワはなくなるが、その息子は政治不安やベルギーのクーデターによってルワンダの王政が終了した。
当時の背の高い国王たちの写真や芸術品等も学習することができた。
首都キガリ

一同は翌日の帰国のため首都キガリへ戻る。この日はVIPも滞在するシェランドへ。昨年も二度ほど滞在しサービスも気持ちよかった中心地にあるホテル。
お決まりのルームチェックをしたい。





非の打ち所がない。シャワーの水圧も十分でお湯もしっかり出る。
こちらの部屋もファンのみだが気候的に問題もなく滞在できる。新婚旅行にいかがだろうか。それでもパリか。。